言わずと知れた天下人、徳川家康公の歯朶（しだ）前立ての兜をイメージし製作しました。歯朶（しだ）は「長寿と子孫繁栄」を意味し縁起のよい兜飾りです。兜の吹返（ふきがえし）と眉庇（まびさし）には印伝革を使い、みどり糸で編んだ錣（しころ）は大自然をイメージし品格と高級感を放ちます。「子宝印」をあしらった袱紗（ふくさ）にはかけがえのない瞬間「家族愛」の願いをこめました。

10歳になったら自分で飾る。

『自分らしく』素直で柔軟な心を持った10歳になってほしいと横手人形は、自然の色（木々の生命力、大地の恵み）をイメージして兜の編目にその思いを託しました。是非、10歳のお子さんが自分で兜を飾る姿を想像して下さい。

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